シュウメイギク  秋明菊 

早朝、ジャケットを着て自転車で散歩?をすると、頬や耳に当たる風が冷たく感じます。  お盆を過ぎたころから、陽が沈むのが早くなったなと思うようになり、それから1ヵ月経った9月下旬の今時期の夕方6時は辺りは真っ暗になります。
「秋の日はつるべ落とし」と言います。 札幌より西に位置する近畿、四国、九州は夕方が1時間程?遅いことと、札幌に比べて低緯度に位置するため、9月の夕方6時台になってもまだ明るさは残っているのですが、札幌はもう真っ暗です。  札幌の9月1日と10月1日の日の入りを調べる(国立天文台)と、前者が18時11分、後者が17時17分。 9月の1ヶ月間で日の入りが54分も早くなっているのです。 1日平均約2分弱早くなっていることになります。 夜が急に早くなったと感じるのは当然かもしれません。 秋本番を迎えようとしています。

2019.9.20
シュウメイギクがいまちょうど満開を迎えています。 庭の片隅や玄関横のちょっとしたスペースに植えられているのをよく見かけます。 仏花として使われているのでしょうかね? 9月上旬から花茎が伸びて花が咲き、そのわきから順次花茎が伸びて、毎年この時期きれいに花を咲かせてくれます。

2019.9.20
花色は薄いものから濃いものまで桃系が主体ですが、白・朱色など、八重咲もあるようです。 でも、我家の近辺で見るシュウメイギクは昔ながらの桃色系が多いです。 2019.9.20
シュウメイギクは “ キク ” の名がついていますが、キク科ではなく、キンポウゲ科アネモネ属の仲間。 花びらのように見えるのはがく片で、花弁は退化しているのだそうす。 春先林床に咲くイチゲ類もアネモネ属。  図鑑で調べると両者の花の形状はよく似ています。  ということはイチゲの仲間の白い花弁もがく弁なのでしょうね。