レンゲショウマ 


2021.9.5
豊平公園の野草園に咲いていました。
草丈は50~60cmくらい?
花が蓮に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられたそうです。 この蓮はハスの花のことです。 021.9.5
2021.9.5
レンゲショウマは本州の主として太平洋側の深山に生える多年草。 茎は高さ40~80cmになる。 葉は大型で2~4回3出葉となる。 茎の上部に淡紫色の美しい花をまばらにやや下向きにつける。 レンゲショウマはキンポウゲ科レンゲショウマ属。
上の写真で、淡緑色の葉がレンゲショウマのもので、その上の大形で濃緑色の葉はサラシナショウマのもの(今:9月8日現在、花が咲き始めていて、その近くに、キレンゲショウマも開花中)
2021.9.5
花は花茎3.5cm、外側の白い花びらのように見えるのは萼で、 萼片の数は7~10枚、 内側に雄しべを取り囲むようにしている淡い紫色の部分が本当の花びら(花弁)。
2021.9.5

⇒ ショウマという名がつく草花

<余談>
豊平公園に生えていえるレンゲショウマを数回見に行っているのですが、これから秋に向かうこの時期は、開花している花が少ない時期なので人気があるのか、その都度、豊平公園のこのレンショウマの花を撮るためにしゃがんで構えている人を見かけました。
そのときに立ち話をした、大きなカメラを持ったご婦人の話によれば、滝野すずらん公園に群生して植えられているレンゲショウマを見に行きたいのだが、今コロナのために閉園中で見に行けないことを残念がっていました。 森の妖精とも呼ばれる清楚でかわいいこのゲンレショウマは思いのほか人気のある花のなのでしょうね。