タチアオイ

  2015.7.18
この時期、街中を自転車で走ると、タチアオイ(Alcea rosea アオイ科タチアオイ属)をよく見かけます。 宿根草なので、毎年同じ場所で同じ時期に同じ花色の花を咲かせてくれます。 ほとんどが車道と歩道の間にある植樹枡で見かけます。 個人の庭にはあまり?それほど?ほとんど?見かけません。
草丈は1~2mで大きいものは3m近くになります。 花は同じアオイ科のハイビスカスに似ています。
2011.7.11
花色は白、赤、ピンク、黄、写真のように黒紫色と変化に富み、また八重咲品種もあるようで、多種多様な園芸品種が作られているようです。

<余談>
このタチアオイが個人の庭であまり?それほど?見かけないのはなぜか?、その理由をあれこれ考えてみると、
➀ 手狭な庭には 株が大きくなり過ぎること
➁ 比較的草丈が高いもので個人の庭で見かける草花は、シュウメイギク(キンポウゲ科)やキク科のものが多いように思われるのですが、これはおそらく室内の装飾用として花瓶に生けたり、お供え用の仏花として使うためで、その点、このタチアオイは花弁が薄く翌日になると萎んでしまうような日持ちの悪い花なので、花は見栄えはするけれどもあまり実用的ではない、
そんな理由で個人の庭にそれほど見かけないのではないか? などと自転車に乗りながら考えていました。