キュウリ:種から育ててみました。

我家の家庭菜園では、キュウリ、トマト、ピーマンなどの果菜類はホームセンターの園芸コーナーで苗を買って植えつけていました。しかし、今年は種から育ててみました。そのきっかけは、同じ職場で働いている園芸好きな女性がトマト、キュウリなどほとんどの苗を失敗もなく種から育てて栽培していることに刺激されたからです。
その女性曰く、「トマトは4月上旬頃種をまくが、キュウリは4月下旬に。今年は寒いので、5月上旬でも十分間にあう。」とのこと。
自分としては、種をまいて発芽しても、そのかわいい苗をうまく育てられるか心配だし、しかも、それを窓際に置いて置いてもひょろ長くなって、地植えしたときにうまく育つのだろうか という心配があったので、
「発芽してから、どのように管理しているの?」と質問。
「キュウリの種(たね)は大きいので、発芽後の管理は楽なほう、、セルポットに種をまいて、3~4日すると芽がでてくる。そして2週間くらいでビニールポットに植え替えてやるの。それが5月中旬頃で、植え替えた苗が落ち着いて、外の気温が15℃くらいになったら、昼間外に出して慣らしてあげるの。夜は玄関フードにいれてやって、そして、6月上旬に外に植えるの。土の温度が低いと根が出にくいので、植えつける前にビニール張って土の温度をあげておくの」という話。
さっそく、自分も試してみることにしました。
1-001 キュウリ は種用土(赤字)2013.5.4
は種用土の準備です。畑の土、ピートモス、種まき用土(園芸店で購入したもの)をそれぞれ1/3づつ混ぜ合わせます。柔らかくて通気性のよい土をつくるように心がけます。
※発芽直後の苗は人間の赤ちゃんと同じで病気に罹りやすいので、畑の土ではなく雑菌の少ない用土を使うのが安心のようです。
1-002 キュウリ は種(赤字)2013.5.4
各々のセルトレイに2個づつ種をまきます。種が大きいので爪楊枝で土の中に少し押し込みます。まき終わったら、ブルーのバットに水を注ぎます。しばらく(4~6時間?)するとうっすらと土の表面が湿ってきます。セルトレイに新聞紙をかけて窓際に置きます。は種用土が十分に水を吸い込んだら、残っている水を取り除きます。
1-016 キュウリ 種子(赤字)2013.5.4
種の大きさは1cm弱、指で触ると少し厚みを感じます。
1-RIMG0006.jpg2013.5.4
園芸店で買った種の袋です。これを選んだ理由は、キュウリ株はお盆前後になると葉の表面が白くなるうどんこ病がひどく、毎年対処に困っています。それで、この病気に強いと袋に書いてあるものを選んでいます(ほかの袋もうどんこ病に強いと書いてあるのですが、、この袋が一番目立ったからです。
発芽直後の写真は撮ってないのですが、1週間もしない(4~5日)で芽が出てきます
1-001 キュウリ2013.5.19
それから半月(15日)経ったキュウリ苗です。本葉が出かかっています。この段階でポットに植え替えました。土を柔らかくするために、とりあえず畑の土にピートモスを約1/3くらい入れています。植替用のポットは、野菜苗を購入した残り物です。セルトレイ左側の苗はスティックブロッコリーです。
1-002 キュウリ2013.5.19
移植した直後のキュウリ苗です。発砲スチロールの箱に入れてあるのは、室内と外に出し入れするに都合がいいからです。しっかりした苗をつくるため、天気の良い日は外(最高気温が15℃程度になる日)に出します(今年は寒い日が多くて、晴れていても気温を気にしながら出し入れをしていました)。
1-027.jpg2013.6.4
購入苗に比べるとぐっと小さいのですが、本葉が3枚出ており、屋内で育てたにしては思いのほかしっかりした苗ができたのではないかと思っています。
例年、苗を買って植えつけるのは6月10日前後なのですが、今年は5月31日(金)に畑におろしました(定植)。その理由は、ポット苗で6月上旬まで管理するのは、水やりに気を使うことと苗の出し入れが面倒なことです。
5月にキュウリ苗を定植する場合、本来ならビニールで覆ってやるとか、マルチング(土をビニールで覆い地温を上げてやる)するなどの処置が必要なのでしょうが、いままでそのようなことはやったことがなく、面倒なことと時間がかかるために 、そのような処置はしませんでした。
5月31日以降いい天気が続いていますが、気温が低めで、特に夜温が低いのが気になります。キュウリ苗もその後ほとんど成長してないようです。今週末から気温も上がるようなので楽しみにしています。
さて、どうなりますか?

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