ミズキは水平に枝を伸ばす

ミズキは、ミズキ科ミズキ属で、ヤマボウシやサンシュユなどと同じ仲間です。
写真のミズキは、澄川の精進川公園に植えられています。樹高:約10m前後、目通り幹径:約40cm
枝が水平に伸びる特性があるため、遠くからでも一見してミズキと分かります。
小さな公園では見かけない樹ですが、真駒内公園や藤野公園など自然林が残っている公園では、普通に見られる樹種です。
RIMG0010 ミズキ 精進川公園2012.3.13
下の写真は、5~6年生と思われるミズキの幼木です。この頃の幹と枝の角度は小さく、枝は斜め上に出ています。
それが、成長するにつれて、外に枝を伸ばすにつれて、水平に伸びていくのでしょうね
029 ミズキ-42011.2.20
これは、5月の芽出し時期のミズキです。
006 ミズキ2011.5.18
辻井達一著 日本の樹木より
正月に繭玉といって餅、地方によっては団子などを小枝に刺し、五穀豊穣を祈る習わしは今でも続いている。もっとも、豊作を祈るという意味のほうはほとんど伝わっていなくて、単なるお飾りであろうが、それでも華やかで、しかも素朴な感じはなかなか良いものだ。
繭玉に使われる樹は地方によって違うが、その中で断然主流を務めるのがミズキなのである。それは枝が規則正しくほとんど水平に出ること、小枝が細くてそろっていて、繭玉の餅を刺しやすいこと、それに枝が赤みを帯びていて美しいことなどによる。
img_320272_22330148_0.jpg
写真の繭玉の刺さっている小枝はミズキなんでしょうかね?
グーグルの画像から引っ張ってきたものなので、はっきり分かりません。
しかし、よく見ると、枝の出方というか、芽の出方が対生ですので、これはミズキではなさそうです。
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