ダイコン 9月11日は種

毎年、バレイショを収穫した後に、お盆の8月15日前後にダイコンの種をまいています。 ところが、今年はその場所にニンニクを植えつけたので、すっかり、ダイコンの種をまくのを忘れてしまいました。 それで、だめもとと思いながらも畑の余ったところに9月11日に種をまいてみました。 約1ヶ月弱の遅れです。 ダイコン 2015.11.22
11月22日に写真を撮っています。 種をまいてから72日目です。 ダイコンの太さは2cmほどです。 種をまくときには、少しは食べられるくらいの大きさになっているかな? と期待したのですが、少しどころではなく、まったく大きくなっていませんでした。 やはり、種をまく時期は “そのとき” でなければ駄目なようです。

ダイコンの※積算温度は、
は種後71~115日(積算温度1,000~1,400℃)で収穫期に達し、収量は900~950kg/ a 程度(青森県農林総合研究センター畑作園芸試験場)
なので、大きめのダイコンで1,400℃、小ぶりのものは1,000℃というところでしょうか。
ちなみに、今回のダイコンの積算温度(9月11日~11月22日)は、817.2℃です。 この積算温度なら、もう少し大きくなってもよさそうです・・・・。 おそらく、我家のミニ菜園は札幌市の郊外にあり、札幌市中心部の気温より2~3℃低いので、これを考慮すると、積算温度は、817.2℃-72日×2.5℃=637.2℃。です。 この数値ならそうかな?と納得します。

今年(平成27年)の8月15日(例年のダイコンのは種日)~10月31日までの積算温度(札幌市中心部)は、1245.2℃です。 この積算温度なら普通以上のダイコンができそうです。
我家の家庭菜園の気温は札幌市中心部に比べて低いので、 それを考慮しても 1052.7℃=1245.2-2.5℃×77日 になります。 多少温度が低くても、こぶりのダイコンは収穫できそうです。

※積算温度  毎日の平均気温を合計したもの、これを積算温度という。 たとえば、スイカの果実の成熟には一定の日数がかかるが、日数よりもむしろ毎日の気温の累積が重要であり、それは800~1,000゚Cとみられている。つまり、快晴が続いた場合日数は少なくても、累計がこのぐらいの積算になれば成熟に達するとみられている。 このように、積算温度は作物の栽培の多くの場面に共通した重要な意味をもつ。 (タキイ種苗HPより)