宿根草花壇  百合が原公園

2019.8.5
写真は、百合が原公園の一角にある宿根草花壇(緑のセンターガラス温室北側)。 面積は30~40m×10m程で、その周囲は約高さ3mのブナの高生垣に囲まれている。 落ち着いた雰囲気の中にある宿根草花壇。

2019.8.5
手前のほうから、
ギボウシ、エキナセア・プルプレア、ネペタ;キャットミント、フロックス・パニキュラータ、 アガパンサス、 エキノプシス(リドロ)、 ヘリアンサス(レモンクウィーン)
などが咲いています。

2019.8.5
エキナセア・プルプレア
・キク科ムラサキバレンギク属(エキナセア属)
・原産地:北アメリカ
・花の中心がポックリと球状に大きく盛り上がるのが特徴。 花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、白、緑と多様。

2019.8.5
ネペタ・ファーセニーネペタ・ラセモーサ(Nepeta racemosa)とネペタ・ネペテラ(N.nepetella)が栽培地で交雑して生まれたといわれる種類
・シソ科イヌハッカ属(ネペタ属)
・一般にキャットミントで知られている。


フロックス・パニキュラータ
・ハナシノブ科クサキョウチクトウ属(フロックス属)
・和名:クサキョウチクトウ
・花色:ピンク、白、赤紫、複色など多様
・原産地:北アメリカ
・フロックスの仲間は種類が多く、岩場に張り付いて育つものや草丈が1mを超えもの、1年草から多年草(宿根草)まで多種多様。

2019.8.5
アガパンサス
・ユリ科アガパンサス属、ムラサキクンシラン科ムラサキクンシラン属
・別名:アフリカンリリー
・原産地:南アフリカ
・根は塊茎


エキノプス(リドロ)
・キク科ヒゴダイ属(エキノプス属)
・和名:ルリダマアザミ
・原産地:南欧~アジアから北西アフリカ
・属名のエキノプス属(Echinops)は「ハリネズミに似る」という意味


ヘリアンサス(レモンクィーン)
・キク科ヒマワリ属
・宿根ヒマワリ
・原産地:北アメリカ
ヘリアンサス属(Helianthus)はヒマワリの仲間で、南北アメリカに70~80種ほどある。一年草のヒマワリ(H. annuus)のほか、宿根性の種類も多い。 ここに投稿しているヘリアンサス(レモンクィーン)は宿根草。

 

藤野通 宿根草花壇

2018.6.17
写真は藤野通の緑地帯にある宿根草花壇。 場所は藤野通と国道230号が合流する付近。
この緑地帯の幅は1mくらいで、そこにオウゴンシモツケとアルケミラを交互に、その2種と並行してラベンダーが植えられています。
この3種を主体に、シャクヤク、アナベル、ラムズイヤーなどハーブ類が植えられています。 彩を添えるために、ところどころにベゴニアなどの1年草も植えられています。 黄色でこんもりと丸いのはオウゴンシモツケとアルケミラです。赤味を帯びたほうがオウゴンシモツケで、黄緑色はアルケミラ。

2018.7.18
写真は上と同じ場所を1ヵ月後に撮ったものです。 ラベンダーがきれいです。
我家周辺の歩道の街路樹桝に植えられているものは最盛期を過ぎて、じっと見つめると吸い込まれそうになるあの深い青紫色は既になくなっています。 ラベンダーの花の咲いている期間は長いように思われますが、本当の美しさ、輝きを放つ期間は意外と短いようです。

この花壇を最初に見たのは今から10年ほど前で、その当時はまだ株も小さく、道路が傾斜しているので雨が降ると土が流されるのではないか?、草取りや枯死した株の補充など維持管理が大変だろうな などと思いながら、少し急ぎ足になると息が切れる程の傾斜のある歩道を歩いたのを覚えています。
それから10年。 現在も雑草のない手入れが行き届いた花壇になっています。

簾舞  宿根草花壇

車で国道230号線を定山渓に向かって走り、南区藤野の住宅街を通り越して1km程行ったところ、ラーメン山岡家がある反対側の道路用地の一画に写真の宿根草花壇があります。
2018.6.17
この花壇を見かけたのは今から10年ほど前で、その頃と趣が変わっているので、おそらく、花好きな人がいて、自分の好みの植物を植えるとか、成長の芳しくない株を取り換えるとか、反対に成長が良過ぎて周りの植物を弱らせるなど悪い影響を与えるため、その株を取り除くなど、毎年、草刈を含めて丁寧な管理をされているようです。 花壇の大きさは、長さ12~13m、幅約5mほど、60~70㎡の宿根草花壇です。

植えられている植物は、
・赤黒い葉をした樹はケムリノキ
・黄色の株はオウゴンシモツケ
・手前の道路との縁取りに植えられている黄緑の株はアルケミラ、
・そのほかに、ジャーマンアイリス、アマ、ライオンロック(ナデシコ)、セラスチュウム、ガウラ、白、ピンクのゲラニウム(フウロウソウ)、キリンソウ、シャクヤク、ヤマブキショウマ、クリスマスローズ、チョウジソウ、ミヤコワスレ、ラベンダー、アヤメ、シモツケソウ(キョウガノコ?)などです。 2018.6.17
赤色の花はポテンティラ?、白とピンクはゲラニウム。写真右横はフイリイワミツバ、四角い茶色のトレリス手前の黄色の花はヤマブキショウマ。
そのほかに、矮性アリウム(アリウム カラタヴィエンセ?)、シャクヤク、チョウジソウなどが植えられています。

 

 

宿根草花壇   地下鉄真駒内駅前(2) 秋へ

 2017.9.10
季節は夏から秋へ。 地下鉄真駒内駅前の宿根草花壇も秋へと移りかわっています。

2017.9.10   オカトラノオ             シオン

・オカトラノオはちょうど今が見頃です。 先日、街路樹桝でこの花を見かけました。 桝一面に咲いていました。 この花は意外に丈夫そうでどこにでも育つ種類のようです。
・シオンは草丈2mくらいになるのですが、ここのシオンは50~60cmと低めです。

2017.9.10  タマノカンザシ?(ギボウシの仲間)  カシワバアジサイ

・我家のタマノカンザシの花はとっくに終わっているので、この花を見て、「この時期まで咲いているの?」と少し驚きました。 地下鉄真駒内駅の駅前通東光ストア前の植樹帯にこのタマノカンザシが植わっています。
・このカシワバアジサイは、花を咲かせるには株が小ぶりのようです。 夏に白い花を垂れ下がるように咲かせます。 葉が赤く色づいてきています。 秋が深まるほど赤くなります。

宿根草花壇  地下鉄真駒内駅前

2017.6.18
地下鉄南北線真駒内駅の改札口を出て道路(平岸通)を横断するとすぐ目の前に五輪団地の入口があります。 その入口通路の左手に手入れの行き届いた宿根草花壇が目に入ります。
2017.6.18
それは、長さ約35m、幅2mくらいの細長い宿根草花壇です。
花壇中央に五輪団地の案内板が立っていて、その下に「五輪団地 花の会」と書かれた小さな横長の立札が立っています。 この団地に住んでいる花好きな女性達がグループをつくって手入れをされているのでしょう。
私がこの花壇に気づいたのは今から10年前?、いや、それ以上前のような気がします。
これだけ長く続けられるのは、もちろん、花好きな人の集まりだからできることだと思うのですが、もう一つは、場所柄、シチュエーションが最適なことです。 この花壇は地下鉄真駒内駅と道路を挟んで直ぐ前にあることで団地の住民の方が朝夕の通勤時に必ず目にとめる場所にあることだと思われます。
「いつもきれいな花を楽しませてもらっています」
「〇〇の花がきれいに咲いてますね。」
「いつもきれいに手入れされていますね」
「別の新しい種類の花を植えましたか?、何という名前ですか?」
など団地内のご近所さんからの声が聞こえてくるようです。
やはり、これだけのすばらしい花壇を長年続けられるのは、前述したように、花好きの人の集まりであることは大前提ですが、誰か彼かに見てもらっている、多くの人に見てもらっている ということが花壇作りをする動機として重要な要素、やりがいの源泉になっているのではないで
しょうか。
2017.6.18
細長い形状の宿根草花壇はなかなか手が込んでいて、真ん中に幅30cmほどの蛇行した通路が設けられています。園路の片側を焼き丸太で仕切って、後方をほんの少し高くし、そこには少し大きめの草花を配置しています。 後方の団地を仕切る黒い縦長格子状フェンスにはクレマチスやバラなどつる植物を絡ませています。 2017.6.18
手前ピンクの花は、フウロウソウ(ゲラニウム)の仲間、後方の少し茶色味を帯びた大きな葉とその中央に白い花を咲かせているのはヤグルマソウ。 6月中旬に写真を撮ったときには、
クレマチス、スカビオサ、ケシ、ミヤコワスレ、シャスターデージー?、ツボサンゴ、アルケミラ、セイヨウオダマキ、ナデシコ、ツルニチニチソウ、バラ、ジャーマンアイリス
などの花が咲いていました。 まだ名前の分からない花もあり、種類にして50種、それ以上あるのではないでしょうか。春から秋まで楽しめるように作られています。