タマネギ 植付け

地下鉄東豊線の栄町駅を降りて、市道 東16丁目線を北へ百合が原公園に向かって20分弱歩くと、道路沿いに拡がる畑で ちょうどタマネネギ苗を植付けているところでした。
2022.4.24
タマネギの植付け時期は5月上旬と思っていたのですが、最近は4月下旬に早まったのでしょうか? 特に今春は今冬の降雪が異常に多かったので、雪解けも遅く、畑の乾きも遅くなると思っていたのですが、そんなことはあまり関係なかったようです。
2022.4.24
タマネギ苗の植付機に人が乗っています。その左右に白い長方形の箱のようなものがぶら下がっています。その中にタマネギ苗が何段にも積まれています。それがこの植付機に3~4個?装着されていて、1箱の苗が植え終わったら、自動的にその箱が前に移動して、さらに、1段ごと苗を植え終わると自動的に上の段の苗が下がってきて植えるのでしょうか?  人間は最初に苗を積み込むだけで後は運転するだけ?のほぼ完全自動化の苗植機なのでしょうか、それとも、箱の中の苗がなくなると手動で交換が必要なのでしょうか?  2022.4.24
この苗植え機は4条植えのようです。畑の中に足跡がないようなので、人間は運転するだけで、後はすべて機械が自動でやってくれるようです。 2022.4.24
植付けられた直後のタマネギ苗。苗と苗の間隔は約10cm強程で、条と条との幅は30cmくらいでしょうか?
タマネギの出来(小粒になるか?大きい玉になるか?)は苗の根元の太さで玉の大きさが決まると言われています。しっかりした苗を育てることが、その後の生育、収穫に大きく影響するのです。

札幌地方では、タマネギのタネまきは3月上旬です。 まだ雪が1m弱積もっている畑を除雪し、そこにビニールハウスを建てて(ビニールを張って)、タネをまきます。約2ヵ月の育苗期間です。
写真の3月上旬にタネをまいてビニールハウスで約2ヵ月育てられた10cm弱の小さな苗は、8月には草丈が60〜70cmになり、地際にはスーパーに売っているような大きさの玉が出来上がるのです。

 

タマネギ  植付け

札幌の郊外、北区篠路や東区丘珠地区の畑では、この時期ちょうど、タマネギ苗の植付け(定植)が始まっているのではないでしょうか?

我家でもホーマックでタマネギ苗を購入してきました。
2019.5.3
20本入り一束で213円(消費税込み)。タマネギの育苗期間(は種~定植)は約2ヵ月弱なので、この苗は3月上旬にタネをまいたものなのでしょう。
生産者を対象した専門書には
定植時の苗の生育量は、草丈が25~30cm、本葉数3枚、葉鞘径(根元)4m
m、生根数15本程度が適当
と書かれています。
購入した苗は、草丈約 20cmで、本葉数は3枚、葉鞘は約3mm。専門書に書かれた大きさより少し小振りのようです。
2019.5.3
植栽間隔は畝幅30cm、株間12~14cmで植付けました。 専門書では畝幅30cm、株間11cm(機械植え)とありますが、手で植えると11cmは狭くて、少し幅広になってしまいました。

昨年、タメネギを初めて作ってみました。 3月24日にセルトレイにタネをまき、5月21日に畑に定植しました。 育苗期間は約2ヵ月で通常の育苗期間なのですが、定植時の苗は比較的小さく細いものでした。 結果はさんざんで、スーパーに売っているような大玉?中玉?はほとんどと採れず、小玉ばかりでした。
今回、苗を買って気づいたのですが、ホーマックのもの(タマネギ生産者が育苗した苗)は葉鞘が太いのです。 小さなセルトレイで育苗されているにも関わらず、葉鞘が、昨年私が育てたものに比べて断然太いのです。これが大きなタネネギを作る要素だと思いました。 おそらく育苗方法に何か決定的な違い(用土?)があるのでしょう。

さて、今年はどうなるか? スーパーで売っているような立派なタマネギができるといいのですが・・・・・。  楽しみです。

 

 

 

タマネギ は種

昨秋、職場の方からムラサキタマネギをいただきました。 我が家の名シェフがそれを使ってマリネを作ってくれました。 普通のタマネギに比べて色合いが良いこともあって、美味しく頂きました。 その後、頂いたタマネギがなくなっても、スーパーから買ってきて、朝夕の食事に出てきているのですが、全く飽きることはありません。
もう少し若いころなら、頂いた分だけ食べて終わっていたと思うのですが、
「タマネギは血液をサラサラにする、血圧を下げる」
など健康に良いと言われており、夫婦伴に60代に入り健康を強く意識するようになっていることもあって、しかも、私が野菜のタネをまいて育てるのが好きなことから、初めてタマネギのタネをまいてみました。
2018.3.24
ホーマックでセルトレイ(72穴)を買ってきました。
タネを3月24日にまきました。
4月1日現在(は種後8日目)、発芽も揃い、大きいものは4cm程に成長しています。

札幌市農業支援センターの職員の方に栽培法を尋ねると、
通常、農家さんは3月上旬にタネを播き、5月上旬に畑に定植するとのこと。 定植までの育苗期間は60日程必要で、その間、伸びた葉を2~3回切り取り、茎の太いしっかりした苗に育てるのだそうです。

私のタネ播き(3月24日は種)については、
「は種が3月末なので、定植を5月下旬して、収穫を少し遅らせば、何も問題はないとのこと。 通常、札幌のタマネギを栽培している農家さんは、8月に※根切りを行い、その後1~2週間乾燥させて収穫するが、私の場合は、9月にそれをすれば良いとのこと。
 
2017.8.8    東区百合が原                            2015.9.15. 東区丘珠

左の写真は、根切り直前のもの(たまねぎは、十分肥大すると、葉の根元と球をつなぐ部分が中空になって弱くなり、葉が自然に倒れる)
右の写真は、根切り後乾燥させて、収穫直前のタマネギ

※根切り
⓵ 方法:株を引き抜いて、横に寝かせておく。
② 目的:栄養がどんどん運ばれて球が肥大すると外側の皮が破れてしまうので、それを防ぐためと、玉の水分を抜き乾燥させて、病気の発生を防ぎ、長期間保存ができるようにするため。

なので、少量で長期保存の必要のない家庭菜園では、玉が大きくなったものから順次引き抜いて食べれば良し。 しかし、畑に置きすぎると玉が割れる場合があるとのこと。