平成27年ミニ家庭菜園記録簿(その1)

我家のミニ家庭菜園は、4月上旬のピーマン、シシトウ、トマトの種まきから始まり、4月下旬のバレイショの植付け、5月下旬から6月上旬にかけての果菜類(トマト、キュウリ、ピーマン、ナス等)の植付けなど、6月上旬で今年の春の作業(種まき及び苗の植付け)が一通り終わったところです。
以下の表は、我家の家庭菜園での日々行った作業内容を記録したものです。
トップページのメニューにある “ミニ家庭菜園記録簿” を少し見やすくしたものです。

http://kimagurenikki.sunnyday.jp/wp-content/uploads/2015/06/a2fbdc0e3c869d7127ac70608acdc989.pdf

 

家庭菜園 4
2015.6.9
右から、バレイショ(3列) ネギ(購入苗)、ミニトマト

家庭菜園 3
2015.6.9
右から、ミニトマト、果菜類(ナス、シシトウ、ピーマン)、キュウリ、エダマメ

家庭菜園 2
2015.6.9
手前から、ネギ、アジウリ(購入苗 ビニールトンネル)、葉菜・根菜類(ダイコン、ホウレンソ、カブ、ビタミンナ、ミズナ)

 

 

発芽そろい

我家の玄関横に植えてあるクロッカスが3~4日前から?咲き始めました。 そこは屋根から雪が落ちるところで、つい最近まで雪が残っていました。 クロッカスもフクジュソウと同じように南向きの日当たりが良い、雪が早く解けるところでは3月に開花します。
クロッカス2015.4.11

〇 ミニトマト、ピーマン・シシトウの発芽までの日数
4月2日 ピーマン、シシトウ : は種
4月4日 ミニトマト : は種
下の画像は、4月2日に、は種したピーマン(右)と4月4日に、は種したミニトマト(左)。
は種 ミニトマト、シシトウ・ピーマン2015.4.11
・左のミニトマトは、発芽が揃っている。
・右のピーマンは、1つのセルで発芽が確認できるが、まだ、発芽していないセルが多い。

4月4日に、は種したミニトマトは約1週間後の4月10日に概ね発芽が揃いました。 特別に保温するために箱に入れるなどの手当てはしないで、室温で発芽させました。 我家の晴れた日の日中の室温は、24℃くらいまで上がりますが、朝方は20~19℃くらいまで下がります。 ミニトマトは、この時期(4月上旬)は、我家の室温で約1週間で発芽がそろうようです。

一方、ピーマンとシシトウは、昨年4月23日にセルトレイに種をまいて、発芽が揃ったのは10日以上過ぎてからでした。 今年は昨年より20日ほど早く種をまいているので、発芽するのに昨年以上の日数がかかると思い、発泡スチロール箱(42cm×22cm×18cm)で保温して発芽を促しました。  保温の方法は、湯のみ茶碗にお湯を入れて中を温めました。 湯気で発泡スチロール箱が湿気らないようにサランラップで包んで入れました。 湯のみ茶碗で温めた期間は、は種後4日目の4月6日~4月10日の5日間です。 発泡スチロール内の温度は、1時間後には26℃まで上がるのですが、数時間(6時間くらい?)で室温と同じなるので、1日に3回ほど湯のみ茶碗のお湯を取り替えました。

このお湯の取替えは面倒な作業になるかな?と思っていたのですが、「中の温度が何度になっているか?」とか、「そろそろ発芽しているか?」などの興味と期待感が煩わしさを上回ったようで、煩わしさはなかったです。
現在は、9セルの内、7セルで土の中から芽を出しているので、来週の火曜日頃には、発芽が揃うのではないかと思っています。

発泡スチロール箱で保温しても、発芽そろいに12日間ほど必要とするので、もし、保温しなければ、半月以上、天候によっては20日以上かかるかも知れません。 とりあえず、第一関門は突破しました。

6月上旬の畑に定植するまで2ヶ月弱あります。 その間の養生がなかなか手間のかかる作業です。 小さい苗なので水やりには気を使います。朝起きて、最初にするのが苗の状態を見ることです。 曇りの日は土の状態を見て、水遣りをするかどうか判断しますが、その日が晴れるようだと、必ず水遣りをします。 また、ときどき1000倍程度に薄めた液肥を与えます。

そのほか、ポリポットへの植替えや、苗がひ弱(軟弱、徒長)にならないように、5月に入ると、暖かい日は外に出してやって直射日光や自然の風に当ててやります。 札幌の場合、5月でも明方の気温が0℃近くまで下がることも多いので、室内に入れてやらなければなりません。5月中旬以降になれば夜温も上がり、苗を室内に入れるのをついうっかり忘れても、苗を台無しにすることはないのですが、それまでの間は、苗が小さいこともあり、何かと気を使います。

これから2ヶ月弱、これらの気を使う面倒な作業が続くのですが、7月中旬からの収穫を楽しみに精を出します。

平成26年度(2014年)家庭菜園記録簿 : まとめ編

平成26年度(2014年)家庭菜園記録簿 : 作物別まとめ編
〇4月中旬 ~ 下旬 畑起こし
〇トマト
・は種 : 4月23日
・移植(ポリポット) : 5月11日
・定植 : 5月24日(12株)
・収穫 : 7月22日 ~ 9月29日
・収穫量 : 7月  9個 (個数はおおよそ)
8月  829個
9月  740個
・1株当たりの収穫量 : 131個/株
・12株植えて、その内の6株に定植時に透明ビニールのマルチング。 初期の生育、収穫量に大きな差はなかったようです(収穫数の記帳は我家の名(迷)シェフ)。
〇ナス
・は種 : 4月23日
・移植(ポリポット) : 5月19日
・定植 : 6月1日(8株 その内2株購入苗)
・収穫 : 7月21日 ~ 9月29日
・収穫量 : 7月 2本(購入苗)
8月 24本
9月 8本
・1株当たりの収穫量 : 4.25本/株
・7月の中下旬から半身死萎凋病が出始める。購入苗はその徴候は見られなかったが、、種をまいた全株に発病。
〇ピーマン
・は種 : 4月23日
・移植(ポリポット) : 5月19日
・定植 : 6月1日(8株)
・収穫 : 7月25日 ~ 9月29日
・収穫量 : 7月 9個
8月 22個
9月 27個
・1株当たりの収穫量 : 7.25個/株
・収穫量の少なさに驚いています。 毎年8月に、“ピーマンの肉詰め”が夕食に2~3回は出るのですが、今年は確かに出なかったです。 他の野菜は例年どおり収穫できているのに、どうしてピーマンだけが出来が悪かったのか、いまいち分からないのです。
〇 シシトウ
・は種 : 4月23日
・移植(ポリポット) : 5月19日
・定植 : 6月1日(4株)
・収穫 : 7月19日
・収穫量 : 7月 43本
8月 138本
9月 86本
・1株当たりの収穫量 66本/株
・シシトウは8月中旬以降、取り残しがたくさんあり、この数は株に生った本数ではなく、料理に使った本数のようです。
〇キュウリ
・は種 : 5月1日
・移植(ポリポット) : 5月11日
・定植 : 5月24日(5株)
・収穫 : 7月4日 ~ 9月29日
・収穫量 : 7月  87本
8月  116本
9月  52本
・1株当たりの収穫量 : 51本
・収穫量は前年並みですが、 今年は、例年8月に入ると酷くなる“うどんこ病”と“褐班病”が然程でもなかったです。
〇ジャガイモ
・種いもの植付け : 4月23日  3kg 約80個植付け
・土寄せ : 6月に入って2回実施
・収穫 :7月25日
・収穫量 : 不明 15kg程?
〇 ホウレンソウ
・1回目は種 : 4月26日
・収穫 : 6月に入って順次

・2回目は種 : 8月20日
・収穫 : 不可 生育不調
〇ビタミンナ
・は種 : 4月26日
・収穫 : 6月中旬以降?
・料理に出た記憶がない
〇 カブ(寄居カブ)
・1回目は種 : 5月7日
・収穫 : 6月下旬から順次
・2回目は種 : 8月20日
・収穫 : 10月中旬以降大きい伊ものから順次
〇ダイコン
・1回目は種 : 5月7日(夏ダイコン)
・収穫 : 6月下旬から小さめでも順次収穫
・2回目は種 : 8月15日(漬物用)
・収穫 : 10月31日
〇ハクサイ(60日タイプ)
・は種 : 7月28日
・収穫 : 10月中旬以降順次収穫、鍋料理に。
〇ミズナ
・は種 : 4月26日
・収穫 : 6月以降順次
・昨年までは、1株づつ抜いて収穫していたが、今年は葉を必要な分だけ摘んで料理に。 2~3株あれば一夏は十分。
〇ネギ(万能ネギ)
・は種(直播) : 5月22日
・移植・定植 : 6月下旬?
・収穫: 9月以降順次
〇ネギ(購入苗)
・植付け : 5月22日
・収穫  : 7月下旬から?順次収穫
〇スティックブロッコリー
・は種 : 5月7日
・移植(ポリポット) : 5月19日?
・定植 : 5月24日
・収穫 :7月16日から順次
〇青ジソ(購入苗)
・定植 : 5月24日
・収穫 : 7月下旬?から順次
〇エダマメ
・1回目は種 : 5月19日
・2回目は種 : 5月28日
・3回目は種 : 6月7日
・収穫 :8月6日から順次収穫し、終りは9月上旬
・今年は、1回目は、は種後にしばらく雨が降らなかったことと、3回目は、は種直後に雨が降ったため、両者に成育の差がそれほどなかった。
〇ニラ
・1回目は種(直播) : 発芽せず
・2回目は種(イチゴパック) :6月8日
・移植・定植 : 6月24日
・収穫 :次年度
〇 ハマボウフウ
・は種(イチゴパック) :発芽せず
・種子は冷蔵庫に保管中、来春、は種の予定
〇ギョウジャニンニク
・収穫 : 5月上中旬、 数回に分けて
〇アサツキ
・収穫 : 5月上中旬~下旬まで
・毎年、7月下旬に地上部が枯れるので、球根を堀上げ、一夏陰干し。 秋口に植え付け。 しかし、今年は、夏に堀上げなかったので、来春はどうなるのか?
〇ミョウガ
・昨年5月、ミョウガ苗を購入。
・今年、6月中旬になっても芽が出ないので、別の場所に植え替える。
・7月になってやっと芽が出る。
・収穫は無し。 株高は30~40cm

・知人よりミョウガ株を譲り受ける
・7月15日に、5つに株分けして、植え付け。
・8月下旬、花が咲く。 ミョウガを4~5個収穫。
・植えた株の横から新しい芽が2~3個出てきているので、 来年が楽しみ。

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平成26年家庭菜園記録簿(その4)

〇 ネギ
001 ネギ2014.8.1
右側 : 5月22日に、園芸店より苗を購入。 草丈60~70cm。7月中下旬より食べ始める
左側 : 5月22日は種、現在の場所へ、6月30日に植え直し。草丈20cm。食べるのは9月上旬からか?
ネギの軟白部分を多くしようと土かけをするのですが、うね幅が狭いため思うようにできないのです。
〇ダイコン、カブ、スティックブロッコリー
010 ブロッコリー、ダイコン、カブ2014.8.1
左側 : ダイコン 6月8日は種。 もう十分な太さになっています。
カブ    6月8日は種.。 7月20日頃から収穫
右側 : スティックブロッコリー 5月7日は種、5月24日定植。7月16日より食べ始める
〇 ミズナ、ニラ、サンチュ、ビタミンナ
011 ニラ、ミズナ2014.8.1
・手前右側 : ミズナ 4月26日は種、現在、毎朝、葉を少しちぎってサラダに利用
・手前左側 : ニラ 6月8日、イチゴパックには種、6月24日移植(現在の場所へ) 草丈15cm 成長遅い。食べられるのは来年。
・ミズナの奥 : サンチュ 苗を頂いて、7月中旬?に定植。葉は次から次に出てくるので、夕食のメニューが焼肉の場合、それを包む食材として利用。このサンチュは、2~3株植えておくと、野菜サラダ、焼肉と利用価値あり。
・サンチュの奥 : ビタミンナ 6月4日は種。新葉が順次出てくるので、その新葉を野菜炒めに利用。

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平成26年家庭菜園記録簿(その3)

今年も札幌は暑い、特に蒸し暑い夏です。7月29日から最高気温が30℃を超える日が続いています。そして今日(8月5日)、北海道に前線が停滞して雨が降っています。作物にとっては恵みの雨ですが、気象庁の予報によると、しばらく雨が続きそうで、四国の豪雨をテレビで見ると、適当な量に治まってくれればと心配しています。
7月9日に、平成26年度家庭菜園記録簿を記しました。それから1ヶ月弱が過ぎました。我家の菜園の収穫期も最盛期を迎えています。
〇 バレイショ
4月23日に種芋(品種:男爵)を植え付けて、7月25日に収穫しました。今年は7月10日を過ぎた頃から、茎が倒れてしまい、それが原因と思うのですが、収穫量は昨年に比べて少し少ないようです。
005 バレイショ
2014.8.5
皮の表面に茶褐色の “あざ” のような病斑がつく“そうか病”のバレイショが多く見られました。
050 バレイショ2014.8.5
乾燥と高温が原因で発症するようです。家庭で皮をむいて食べる分には何も問題はないのですが、これを栽培する農家の方にとっては死活問題です。きれいな肌のバレイショを収穫したいものです。
〇 ハクサイ
7月27日は種。バレイショの後作です。バレイショの収穫(7月25日)後直ぐに乾燥牛糞堆肥と化成肥料を混ぜたもの畑に入れて、その2日後に畑を起こしています。
006 ハクサイ 2014.8.5
うね幅60cm × 株間30cmくらい。発芽は、は種後4日前後。
ハクサイの右横にダイコンを植える予定です。は種は、8月15日頃。
008 ハクサイ  2014.8.5
は種後1週間で本葉で出てきます。
園芸店でハクサイの種を見ると、は種~収穫期までが55日~90日タイプがあるので、とりあえず60日タイプを購入しました。 袋には““F1結球60日白菜”と書かれています。ので、収穫は10月上旬からになります。
〇エダマメ
右側:5月19日は種
左側:6月 7日は種
002 エダマメ 2014.8.1
前回のブログで書いているのですが、は種期が20日違っても、は種時期の気象条件で、生育にほとんど差が出ないか、反対に、20日遅れて種をまいた株のほうが生育が良くなることもあるようです。
しかし、収穫は5月19日は種の株は今日(8月5日)初収穫です。株は小さいですが、は種から収穫までの期間は変わらないようです。6月7日は種株の鞘(さや)は、まだ小さいです
003 エダマメ 2014.8.5
5月19日は種株 鞘(さや)は膨らんでいます。は種後48日目で初収穫です。
004 エダマメ 2014.8.5
6月7日は種株 多少膨らんでいますが、平べったいものが多いです。
〇 ミニトマト
4月23日には種、最初の収穫は7月22日、は種から最初の収穫まで約3か月かかっています。7月末現在で46個収穫しています。 4個/株です。現在は1段目の花(果)梗の収穫です。
005 ミニトマト 2014.8.1
昨年までは、5段目より上の花(果)梗は摘み取っていたのですが、今年は6段目の花(果)梗を摘み取らずに残しました。その理由は、ミニトマトの場合、開花~収穫まで45日前後かかります。8月上旬に開花するものは9月中旬の収穫になります。今年の我家のミニトマトは、7月下旬に6段目の花(果)梗に花が咲きだしたので残したのです。
〇 キュウリ
5月1日には種して、最初の収穫は7月4日です。は種から約2ヶ月余で最初の収穫ができます。今年は、7月31日現在で、87本収穫しました。 昨年は、5月4日は種、最初の収穫は7月7日です。7月31日までに102本収穫しています。
003 キュウリ 2014.8.1
昨年と今年の大きな違いは、仕立て方です。昨年までは、各節から出る新葉を2枚残し、その先を摘み取ります。株の先端は自由に伸ばし、2mくらい伸びたら先端をU字にして下の伸ばす仕立て方をしていました。この仕立て方だと、7月末前には、U字に折り曲げて下に伸ばすのですが、各節から出ている葉と下に伸ばした葉がごっちゃになってしまいます。それで、今年は、5株植えたうちの1株を1mくらいの高さで先端を摘み取って、その下の葉は4~5枚残ししたところ、上に伸びる速度が遅くなって、株の下側での収穫が多くなりました。それで、残り4株も株の先端を高さ2m弱のところでピンチ(摘み取る)をしたところ、意外にも各節から新葉がなかなか出てこないのです。通常は先端をピンチすると側芽の伸張を促すのですが、どうも、我家のキュウリはそのようではないようです。理由はわかりませんが、それが原因で、昨年よりも収穫量が少ないようです。
〇 ナス
4月23日は種:6株、購入株:2株  7月中旬頃から半身萎凋病らしき病斑に気づく。
7月21日最初の収穫、7月31日現在:9本収穫 この収穫は購入株のもの。 病斑は見られず。
007 ナス 2014.8.1   赤丸の部分が半身萎凋病(おそらく)に罹った葉
購入した苗は接ぎ木苗ではないのですが、いまのことろ、半身萎凋病(おそらく)に罹っていないです。我家で育てた苗は全て病気に罹っています。
は種して育てた6株の内、5株は半身萎凋病※1のため除去しました。
その違いは、植えた時点での苗の大きさです。我家のナスは4月23日に は種したもので、定植時点で株の大きさは10cmほどで、購入株に比べると明らかに小さかったのです。おそらく、購入苗も我家で育てた苗も同じように病気に罹ったのでしょうが、体力の違い、病気に対する抵抗力の違いなのでしょう。1株だけ残った我家の株も病気に罹っているのですが、それは株の下の方の葉で、上の方への拡がりは今のところ見られません。なんとか病気と闘いながら持ちこたえているようです。しかし、この雨の後に晴天高温が続くと、病気の勢いが増すかもしれません。
※半身萎凋病のサイトへ(タキイ種苗)
www.takii.co.jp/tsk/bugs/ana/disease/hansinichou/index.html

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