大通公園 サクラ開花

大通公園 9丁目から東方面 2016.4.26
4月25日、札幌管区気象台からサクラの開花が発表されました。
平年より8日早い開花で、観測史上5番目に早いそうです。 観測木(標本木)は、札幌管区気象台(中央区北2条西18丁目)内にあるソメイヨシノです。

写真は大通り公園。 西9丁目から東方面(8丁目、7丁目、6丁目)を撮影。 エゾヤマザクラ?が咲き始めのものや三分咲きのものが見えます。 エゾヤマザクラはソメイヨシノより数日早く開花するようです(中島公園の園路沿いに植えられているソメイヨシノは、4月26日はまだつぼみでした。)。 写真中央の白い花の咲いた樹はコブシ。 向こう正面、テレビ塔下に葉が出ていない半円形の樹冠をした樹は6丁目のケヤキ。

<余談> サクラの開花の標本木はなぜソメイヨシノなのか?
その理由の一つ目は、サクラの種類(品種を含めて)は数多くありますが、標本木ですので、全国的に幅広く植えられている樹である必要があります。 ソメイヨシノは全国に数百万本植えられていると言われていますが、その意味で、ソメイヨシノが選ばれているようです。 北海道では、札幌はソメイヨシノですが道北・道東地方ではソメイヨシノが育たないので、エゾヤマザクラなのだそうです。
二つ目は、ソメイヨシノは元を正せば1本の木から実生ではなく挿し木や接木などの栄養繁殖で増やされてきたといわれているので、九州の鹿児島に植えられているソメイヨシノと札幌大通公園のソメイヨシノの固体の遺伝子は同じということになります。  人間で言えば一卵性双生児のようなものです。 遺伝子が同じなので、固体による開花時期の違い(早晩)は基本的に無視できるので、標本木として最適なのです。

 

春全開:新芽から新葉へ

1-026 大通西3丁目(赤字)2013.5.19 大通西3丁目
①アカイタヤ、②ナナカマド、③イタヤカエデ、④ヤマモミジ?、⑤コブシ、⑥カツラ
1-026 大通西3丁目(赤字)番号付き2013.5.19 大通西3丁目
1-024 大通西5丁目(赤字)2013.5.19 大通西5丁目
手前の茶褐色した葉の樹はアカイタヤのようです。白はコブシ、黄緑はイタヤカエデのようです。葉をつけていない大きな樹はプラタナスです。
1-022 ケヤキ 大通西6丁目(akaji )2013.5.13 大通西6丁目
ケヤキの新芽がちょうど吹き出しています。
1-021 大通西11丁目(akaji )2013.5.19 大通西11丁目
ピンクの花を咲かせているのはモクレン(シモクレン)です。
1-029 北大植物園2013.5.19 北大植物園

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