エダマメ  スズメ対策

毎年、エダマメのタネまきを5月中旬から10日間隔で3回に分けてタネをまいています。
昨年始めて、2回目の種まき、5月25日にまいたタネ、発芽したばかりの芽(子葉)をスズメに食われてしまいました。その後再度、6月4日にタネをまき、スズメに食われないように風に揺れるとキラキラと光る防鳥テープを張りました。 効果はあったようで、スズメの食害はなかったです。

今年も、例年通り、5月16日に1回目のタネをまきました。
スズメに新芽を食われたことなどすっかり頭から抜けていて、防鳥テープを張るのを忘れていました。  二日後の今日(5月18日)、窓から庭を見ていると、スズメのチュンチュンという鳴き声が聞こえてきます。その方を見ると、エダマメのタネをまいた辺りを2匹のスズメが跳ね回っているのです。
「スズメは私がタネをまいたこと知っているのだろうか? 芽が出てきたかどうか確認に来たのだろうか? 去年の犯人と同じスズメなのだろうか?」
などと考えているうちに、何処かへ飛んでいってしまいましたが、スズメも一度いい思いをすると、毎年やってくるようです。

ということで、早速、防鳥テープを張りました。

2017.5.18
 

 

 aze 畔

エダマメ 肥料不足?

毎年、エダマメを作っています。 5月中旬・下旬、6月上旬の10日間隔で3回に分けてタネをまいて、8月上旬から9月上旬の約1ヶ月間、毎日両手に入るぐらいの量を収穫しています。
かれこれ30年程エダマメをつくっていますが、失敗したことはなかったのです。 エダマメはホウレンソウのようにタネをまく時期によって品種を変える、夏場の生育が良くないなど栽培技術・知識が要らない、至って作りやすい作物です。 一度、ウリハムシモドキに葉を食べられて収量が少なかったことがありますが、その後は、害虫が発生する7月中旬に一度、殺虫剤をかけることで害虫の発生は抑えることができています(ウリハムシモドキは雑食性で、芝生の中にもたくさんいるので、そこも一緒に必ず殺虫剤をかけています)。

今年も例年の通り、5月中旬~6月上旬にかけて3回タネをまく予定で、5月14日に1回目をまき、順調に発芽。 5月24日に2回目をまいたのですが、芽がちょうど出たころにスズメに食われてしまったので、2回目と3回目を同時に6月4日にタネをまきまました。 これについては防鳥テープを張ってスズメ対策をしたので、発芽・苗の成長は順調でした。
エダマメ 2016.8.28   写真左側の列:5月14日には種、その右側2列:6月4日には種
ところが、6月4日にまいたタネはその後順調に育ったのですが、5月14日の1回目にタネをまいたエダマメ(写真左側)の成長が7月に入っても思わしくないのです。 そして、8月の収穫時期になっても全くといいほど成長しなかったのです。 株の大きさは15cm程度で鞘も4~5個がつく程度で、ほとんど収穫できなかったのです。
原因は?と考えてみても思い当たる節がなく、あっても、肥料を入れ忘れたのかもしれないぐらいです。
しかし、エダマメは根に根粒菌を持っていて空気中の窒素を固定してくれるので、施肥料は他の作物に比べて少なめですが、毎年収穫できているので、写真のようにほとんど成長しないことはないと思っているのです。
参考図書やウェブページで調べてみても、このような症状の病気?生理障害?についての記述がありません。
この原因はなんなんでしょうね? 全く見当がつかないのです。 もし、同じような症状が出たことのある方がいらしたら、教えて下さい。 よろしくお願いします。

エダマメ 鳥の被害(その2)

今週月曜日(6月13日)のブログで、エダマメの新芽が鳥の被害(おそらくスズメ)に遭った話をしました。
被害に気づいたのは6月4日で、その翌日に再度タネをまきました。 それから10日程経ち、新芽が出てきました。 防鳥テープの効果はあったようで、鳥の被害はなかったです。
エダマメ 2016.6.16
本葉が開いているのは、鳥の被害に遭った後に芽が出てきた株。

エダマメ 2016.6.5
防鳥テープの張り方については、自分流にやったのですが、写真のように、こんなに狭い間隔でテープを張る必要なないようです。 四角く囲って×印に張るくらいで十分のようです。

 

エダマメ 鳥の被害

家庭菜園でエダマメをつくっている人から
「植えた種がハトに食われた」とか
「芽が出かけのところをきれいに食われた」
などの話をよく耳にします。
しかし、当方はエダマメを30年以上作っていますが、今まで一度もまいた種をハトに食われるなど鳥の被害を受けた経験はなかったのです。
ところが、今年はやられてしまったのです。 5月14日に1回目の種まきは順調に発芽・生育したのですが、2回目(5月24日)の種をまいて1週間くらい経った頃、地中から芽がところどころに出てきて、2回目も上手くいったと思っていたら、朝、畑を見て気づいたのです。
エダマメ 2016.6.4
芽が地中から出てきて、子葉がまだ緑色になる前の黄色のときに、種が水分を含んで大きく膨らんだとき、きれいに食いちぎられているのです。 ほとんど全て。 がっかりです。
我家の名シェフに
「エダマメの種が食われたけど、カラスかハト?、庭に飛んできていた? 」と尋ねると、
「ハトは見たことがないし、最近は、カラスも飛んでこない。 スズメはよく見る」との話。
我家の名シェフも窓から始終庭を見ているわけでもないので、確信は出来ないのですが、犯人はどうもスズメのようです。

エダマメ 2016.6.5
2回目の5月24日分がスズメに食われたので、2回目と3回目の6月4日分を一緒に6月5日に種を蒔きました。 問題は、スズメ対策をどうするか?です。
インターネットで調べてみると、ポットに種をまいて、大きくなった苗を畑に植える、ビニールで被うなどの方法があるようですが、手間のかからない防鳥テープを張ることにしました。 このテープは、張ると風に揺れて銀色と赤色面がきらきら光ります。100円ショップやホーマックに売っています。 このテープを張ってからスズメも見なくなったので、効果はあるようです。 おそらく。

エダマメ(その2)

今朝は久しぶりに太陽にお目にかかりました。しかも夏を思わせる蒸し暑い朝で半ズボンをはきたい陽気でした。しかし、昼頃?からからっとした陽気になり、夕方には少し寒く感じる涼しさになっていました。日本を縦断していた停滞前線が東に抜け、西から大陸の乾いた空気を持つ高気圧が張り出してきたようです。
再度、エダマメのお話
我家で採れたエダマメを最後に食したのが一昨日の9月3日です。最初に夕食で食したのが8月8日(木)ですから、約1ヶ月弱エダマメを楽しむことができました。
101(赤字)2013.8.21
〇エダマメの収穫量
・栽培面積 8.8㎡(4m×2.2m)
・植栽間隔 縦:0.3m×横:0.3m
・1箇所当たりの面積:0.09㎡
・植箇所数 98ヶ所(8.8㎡÷0.09㎡) = 98ヶ所
*1カ所に3粒種をまき、1箇所は2株くらい。3粒まいても、発芽しない種もある。1カ所が1株のところや3株のところもあり、均して2株)
・エダマメの収穫量
8月 8日 200g
8月 9日 200g
8月10日 300g
8月11日 800g
8月12日 300g
8月13日 260g
8月14日 550g
8月15日 250g
8月16日 300g
8月17日 350g
8月18日 350g
8月19日 250g
8月20日 100g
8月21日 200g
8月22日 200g
8月23日 250g
8月24日 400g
8月25日 300g
8月26日 300g
8月27日 250g
8月28日 200g
8月29日 250g
8月30日 400g
8月31日 250g
9月 1日 350g
9月 3日 150g
・総収量 = 7,710g=7.7㎏(職場の方にお裾分けしているので、実際はもう少し多め)
・総鞘数 = 3,309鞘(7,710g ÷ 2.33g/鞘)
・1㎡当たりの収量  = 876g(7,710g ÷ 8.8㎡)
・1㎡当たりの鞘数  = 376鞘(876g ÷ 2.33g)
・1箇所当たりの収量 = 78.7g(7,710g ÷ 98箇所)
・1箇所当たりの鞘数 = 33.8鞘(78.7g ÷ 2.33g ≒ 34鞘)
という数字が出ました。約1ヶ月弱の間、ほぼ毎日、約300g、127鞘のエダマメを食べていたことになります。
<家庭菜園の醍醐味?>
エダマメには、アスパラギンサンやグルタミンサンなどのアミノ酸が含まれているために、あのなんともいえない美味しさ、旨味?風味?甘み?があるのですが、収穫すると急速にその美味しさがなくなる、鮮度が落ちると言われています。鮮度の落ちる理由は、エダマメ(植物)は収穫されてもまだ生きており、人間と同じように呼吸をしています。その呼吸すること(エネルギーを消費すること=エダマメの中に蓄えられているアミノ酸や糖分をエネルギーに変えて呼吸をする)で旨味成分がなくなって味が落ちる、鮮度がなくなるのです。
通常、スーパーに売っているエダマメは、消費者が食するまでには最低丸1日は過ぎています。具体的に言えば、農家さんがその日の朝から収穫して箱詰めし、それを夕方農協なのど集荷センターまで運びます。それをトラックに積んで、夜間、東京、大阪、札幌などの中央卸売市場まで運びます。翌朝早く、競りにかけられ、午前中に各店頭に並ぶという流れです。それから消費者が買って料理するするので、収穫から消費者が口にするまでには1日半は過ぎていることになります。
北海道の食べ物(作物)は美味しいといわれます。それはなぜか?北海道の作物のほとんど夏場から秋にかけて収穫されます。本州では連日連夜、夜温が25℃を超える熱帯夜が続く夏に収穫するものが多いです。トウモロコシやエダマメはその代表です。
植物は動物と違って、自分で光合成をして、デンプンなどの栄養素をつくり、それで自分の体を大きくします。また、その栄養分をエネルギーに変えて呼吸をしています。昼間は光合成と呼吸の両方をしています。しかし、夜間は太陽が照らないので呼吸のみとなります。植物が生長できるのは、呼吸で使うエネルギーよりも光合成でつくるエネルギー(デンプンなどの栄養素)のほうが多いから成長できます。
本州の夏では、植物は昼間に光合成でたくさんの養分をつくっても、夜温が高いのでエネルギーを使う呼吸量も多く、見た目ほど体内に養分は蓄積されていないのです。一方、北海道は、昼間の気温は25~30℃と本州ほど高くはならないで、かつ、夜温も低く涼しくなります。呼吸量もぐっと抑えられます。これが、昼間つくった栄養分(デンプンやアミノ酸など)の多くが蓄積されて、エダマメやトウモロコシの美味しさ、旨味、甘みになっているのです。
我家では、エダマメを収穫して直ぐに茹でます。スーパーで売っているエダマメなどに比べて、鮮度の点ではどこのエダマメのより優れています。さらに、夏場、エダマメにとって養分を蓄積するのに最高の場所、北海道という気候に恵まれたところでつくっています。 鮮度と気候の点から
“おそらく、我家のエダマメは日本で一番、いや、世界で一番美味しいエダマメ(日本以外でエダマメを食べている国があるのかな?)である。このエダマメを毎日食べられるのが家庭菜園の醍醐味?なんだ”
と、毎夜、ビールを飲みつつ思っていました。

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