ナナカマドの実は苦かった

真駒内あけぼの団地内の街路樹に残っていたナナカマドの実です。
10月には鮮やかに輝いていた実も、
3月上旬になるとしわくちゃで色あせた実になってしまいます。
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写真の実を食べてみました。とても苦いです。しかも、その苦味が1~2分、口の中に残ります。
食べられたものではありません。
鳥たちは、2月になって、ナナカマドの実の苦味が抜けるのを待って食べるのだと思っていたのですが、そうではなさそうです。
同じ職場の人に、この実を食べてもらったら、
「秋口の赤い実を食べたことがあるが、えぐみはあった。しかし、こんなには苦くはなかった」という話です。
どうも、冬の寒さでナナカマドの実から水分が抜けて甘みが増すのではなく、苦味が濃縮されるようです。
鳥たちは、冬場のエサのない時期だけに
好んでこの実を食べるのではなく、仕方なく食べているのかもしれません。
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ナナカマドの赤い実が突然なくなった

この写真は、2月27日(月)に、豊平川に架かるミュンヘン大橋近くにある藻岩下公園に植えられているナナカマドを撮ったものです。
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枝の先に赤みがかった房のようなものが見えます.
花柄と呼ばれる部分です。
この先に、ナナカマドの実が付いていました。
2週間前の2月中旬には、まだ、実をつけていました。
気がついてみると、この状態です。
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夏の終わり頃からナナカマドの実は色づき始めます。
そして10月ごろには、鮮やかな朱色の実をたわわにつけます。
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この実が冬の寒さで凍結と融解を繰り返して果実の中の水分が抜け、ナナカマドの持つ独特の苦味が少なくなるのでしょう。そして、少しは甘みが増していくのでしょうか。
ヒヨドリ、ムクドリ、レンジャクなどの鳥たちは、食べられる時期をちゃんと知っているのです。
毎年、2月に入ると、ナナカマドの実が突然公園や街路樹からなくなります。
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